同孔径・同ピッチにおける板厚別の試験結果を得る事を目的とする。
板厚1.5t・2.0t・2.5tの3種類です。
(株)神戸工業試験場 依頼
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1. 目的 | パンチングメタル材の曲げ強度を確認するために曲げ試験を実施する。 | ||
2. 試験片 | 試験片はSUS304、・SUS304Lである。 | ||
3. 試験方法 | 試験状況写真を図1に、試験片の試験後外観写真を図2に示す。 ◎曲げ強度試験 (1) 使用試験機 ・容量20kN油圧サーボ疲労試験機(株式会社 島津製作所) (2) 曲げ試験条件
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4. 試験結果 | 試験結果をまとめて以下の図表に示す。
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材質 | 板厚(t) | 試験片寸法(実測値) | 試験温度 (℃) | 試験速度 (mm/min) | 最大荷重 Pmax (kN) | 公称最大応力 σmax (MPa) | ||
幅(b) | 厚み(h) | |||||||
(mm) | (mm) | |||||||
SUS304 | 1.5 | 40.0 | 1.47 | RT (23℃) | 1 | 0.848 | 841 | |
SUS304L | 2.0 | 40.1 | 1.91 | 1.485 | 869 | |||
SUS304L | 2.5 | 40.0 | 2.46 | 2.553 | 904 | |||
備考 | 公称最大応力(σmax)=3PL/2b’h2 L=40mm b’=b-1.5×8 |
荷重とストローク変位の関係 (曲げ強度試験) (図3) | ※無断転載禁止 |
ストローク変位 δ (mm) | ||||||||||
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